TERRAIN
〈 ジオラマ造形シート 〉の基本の使い方
上面 (表)
白色の繊維メッシュ
地形を作る際はこちらが上面
下面 (裏)
造形フォルム
地形を作る際はこちらが下面
how to use shaper sheet
使い方 ①
石こうを使用しない場合(フレキシブルで軽量な土台として)
主 な 材 料
ジオラマ造形シート
【推奨ツール・その他】
・はさみ
・ジオラマリキッドカラー…地形の彩色
・筆、スポンジブラシ…ジオラマリキッドカラーを使用する際に使用
・情景用ジオラマ素材…製作するジオラマにあわせてそろえましょう
①ジオラマ造形シートを
切り取る
② 形を作る
③ ジオラマリキッドカラー各色で
地面を塗り、乾燥させる
④ 情景を作る
使い方 ② 石こうを使用する場合
丈夫で長持ちする地形を作ります。鉄道模型などに最適です。
※水素材で水景を作る場合は必ず石こうでコーティングしてください。
主 な 材 料
ジオラマ造形シート
24-504
ジオラマ用シリコンボウルセット
24-503
ジオラマ用石こう〈造形シート用〉
24-505
ジオラマ用シリコンブラシセット
【推奨ツール、その他】
・ はさみ
・ スプレーヤー(品番24-301)…ジオラマ造形シートに使用
・ 水…ジオラマ用石こう〈造形シート用〉に使用
・ 計量カップ・・・石こうや水の計測に使用
手 順
1
ジオラマ造形シートを必要な大きさに
はさみで切り取ります。
2
ジオラマ造形シートを折り曲げたりしながら
理想の形状にしていきます。
ジオラマ造形シートのすそを
内側に折り込むと、周囲をより美しく
仕上げることが出来ます。
また、すその強化にもなります。
ジオラマ造形シートは、その底面の一部と土台が
しっかりと固定されていれば、シートの下側に
新聞紙やスタイロフォーム等の素材や構造は不要!
2 - Point
3
水と石こうを入れ
2分 置く!
ジオラマ用石こう2.5に対し冷水1の割合で混ぜ合わせ
石こう液を作ります。ジオラマ用シリコンボウルに
水を入れ、石こうをゆっくりと入れ2分ほど置きます。
ぐる ぐる ~
4
全体をゆっくりと1~2分かき混ぜます。
水を吹きかける!
5
石こう液を塗布する前に[2]の造形シートに
スプレーヤーで水をかけ、少し湿らせておきます。
水をスプレーしておくと石こうが絡みやすくなります。
6
ジオラマ造形シートに準備した石こう液をジオラマ用シリコンブラシを使い塗りつけます。造形シート用の石こうを使えば硬化までの作業時間が長くとれるので、
焦らず広範囲の作業ができます。
※石こう液が硬い場合は、水の量を増やして
石こう液を薄めてください。
地形が自立している形状の場合は、
底辺部・土台部分のウエイトを増すために、
必要により石こうを多めに
塗るようにしましょう!
地面のエリア
石こう多め
6 - Point
7
石こう液を塗布後、
24時間乾燥!
石こう液を塗り終わった後、
24時間以上しっかりと乾燥させます。
※ 容器に残った石こうは、
シンクへ流さないでください。
8
シリコンモールドで作った
岩を貼り付ける!
ジオラマリキッドカラーで
岩・崖・地面を着色!
9
ジオラマリキッドカラーを使って、岩や崖部分を着色した後、地面のエリアにはリキッドカラー 「マットブラウン」又は「マットグリーン」を使用して
着色します。着色後は乾燥させてください。
10
ジオラマ材料を使い情景を製作します。
鉄道模型レイアウト
option
メッシュ繊維
造形フォイル
接着面
ガーゼ
シートをつなげて拡張する方法 ① 造形シートの分割
ジオラマ造形シートは、メッシュ繊維(ガーゼ)と
造形フォイル(接着面)とに剥がすことができます。
このことを利用して、他のジオラマ造形シートを
貼り合わせつなげることでシートを拡張することができます。
重なり合う部分
CUT
① 造形フォイルから
メッシュ繊維を約1cm幅で
引き剥がす
② つなぎあわせる
造形シートを接着面に貼る
③ 重なり合う部分の
メッシュ繊維(ガーゼ)を
切り取りフラットにする
シートをつなげて拡張する方法 ②
折り込む
シートをつなげて拡張する方法 ③
重ねる
ジオラマ用石こうを接着に使用します
ジオラマの側面ボードに対する使い方
シートの縁に沿って造形フォイルからメッシュ繊維を
約2.5cm幅で引き剥がします。
造形フォイルの接着面を側面ボードの端に貼り付け、
メッシュ繊維の不要な部分を切り取ります。