彩 色 用 ア イ テ ム
ジオラマリキッドカラー
各種
24-508
ジオラマリキッドカラー
キット(8色ミニボトル)
トップコート
各種
【推奨ツール・その他材料など】
・シーニックセメント(品番24-383)…着色の仕上げ、色の固着に使用
・ スプレーヤー (品番24-301)…シーニックセメント用
・ 筆…地形や岩、路面の彩色に使用
・ 水…ジオラマリキッドカラーの希釈用
・コップなど…ジオラマリキッドカラーと水を混ぜ合わせる容器に使用
岩石 / 岩面 の 彩 色
ジオラマリキッドカラーキット(8色ミニボトル)を使用した
岩の着色「ヒョウ柄技法」のご紹介
ヒョウ柄技法
(Leopard Spot Painting Technique)
ヒョウ柄技法とは...??
言葉だけ聞くと難しそうですが、ポイントをおさえれば誰でもリアルな岩の着色ができます!様々な岩肌のリアルな彩色表現が得られるこの技法は、複数の色の希釈塗料をランダムかつたたくように塗り、最後に支配的な1色(主張色)で全体をまとめて仕上げるものです。
スポンジブラシは、
ヒョウ柄技法に最適!
24-508 ジオラマリキッドカラーキット(8色ミニボトル)
【 今回使用するカラー 4色 】
岩の着色については、woodlandscenics.comでもご紹介しております。
(英語サイト) ※ 動画は、日本語訳されておりません。
手 順
下 準 備
シリコンモールドとジオラマ用石こう〈軽量タイプ〉を使い、岩を形成しておきます。石こうが完全に乾いている状態で着色をします。
ジオラマ造形シートやプラスタークロスなどの石こうを使用した土台に岩を設置してある場合、岩から着色しその後、地形を塗っていきます。
主調色で全体をまとめ上げる前に、かならず石こう自体の白地が部分的に残るようにしてください。白色部分も含めて最後に主調色でまとめます。
Step1
使用する4色のリキッドカラーを各比率で水で希釈します。
イエロー … リキッド:水 = 1:16
バーントアンバー … リキッド:水 = 1:16
ローアンバー … リキッド:水 = 1:32
(今回の主調色)
ブラック … リキッド:水 = 1:16
Step2
明るい色から順に塗っていきます。
初めに希釈した「イエロー」をブラシを使いランダムにたたきます。全体の約1/3程度をドット(スポット)で埋めます。その後、ブラシを水洗いします。
POINT
スポンジを表面に押しつけた際、色が流れていくことがありますが、この塗り方は正確にドット模様に塗る必要はなく、むしろ流れた色がこれから塗る他の色と
混ざり合うことで絶妙な岩の色に仕上がります。
Step3
次に、バーントアンバーを「STEP2」と同じように、全体の1/3をめやすにスポット的に/ランダムにたたきます。最初の色に重なってしまうのは自然なことです。その後、ブラシを水洗いします。
※ 残り1/3程度、まだ石こうの白色を残してください。
Step4
スポンジブラシに主調色(ローアンバー)を付け、全体の色をまとめるように岩全体をたたきます。主調色のリキッドは自然に流れるようにし、岩のエッジやごつごつした場所にもしっかり色を入れてください。完全に乾けば着色作業は完了です。
Step5
リキッドが乾いたら、シーニックセメント(24-383)で色を固着させるため全体をコーティングして再度乾燥させます。
※ シーニックセメントは、スプレーヤー(24-301)に詰め替えてご使用ください。乾燥後はつや消しにしあがります。
POINT
シーニックセメントは、
着色した全面にしっかりと塗布し、
乾燥させましょう。
Step6
乾燥後、さらにブラック(1:16で希釈)を全体に塗り、岩肌のエッジ、凹凸をより強調させます。乾燥後、最後にもう一度シーニックセメントを吹いて色をしっかり固着させます。
※石こうの特性によりリキッドを受け付けず、白さの残る箇所ができる場合があります。そういった箇所については、集中的に着色したり、少し濃くしたリキッドもしくは原液を使ってタッチアップしていきます。
地 形 の 彩 色
造形シートやプラスタークロスなどの地形のベースの上に塗り、
地面や草地の下地表面を整えます。
① 地形のベースを着色!
② 情景素材の追加
使 用 ア イ テ ム
24-304 ジオラマリキッドカラー
マットグリーン
24-305 ジオラマリキッドカラー
マットブラウン
使 用 方 法
地形の石こうが完全に乾いている状態で着色をします。
下地をしっかりと隠蔽したい場合は原液のまま、
明るい色に仕上げたい場合はリキッド1に対し2倍の水で希釈し、
筆や刷毛などで塗ります。水の量により色の濃さを調整できます。
路 面 の 彩 色
24-517 トップコート
アスファルト
24-518 トップコート
コンクリート
【 使用方法 】
ジオラマ内の路面箇所に原液のまま筆やスポンジブラシなどで塗り、乾燥させます。
また、アスファルトとコンクリートを混ぜてお好みの色を作ることもできます。
アスファルトとコンクリートの混色例
【 路面のウェザリング 】
よりリアルな路面にするために、ウェザリングを取り入れてみましょう。
アスファルト90%、コンクリート10%の割合で色を混ぜます。
ウェザリング方法の一つ「ドライブラシ」の方法で着色をします。
混色の割合はお好みで変えてください。
「アスファルト」で着色した路面に
ウェザリングした例